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クルマ/「HONDA VEZEL」を試乗してみて

せっかくなので、「HONDA VEZEL」を3回ほど試乗してきた。

1回目:VEZEL X
2回目:VEZEL HYBRID Z
3回目:VEZEL HYBRID Z (SPORT MODE)

コースは平坦な国道の周回コースで、通りも多いためべた踏み走行が出来なかった。5秒にも満たさないアクセルを深めに踏み込むことは出来たけど、通りも多いので全開走行は出来なかった。またコースがほぼストレートのみのコースだったためコーナーリング特性など体感することが出来ずで、若干不満が残る試乗だった。

まず、1回目の VEZEL X

「VEZEL S」との大きな違いはSモードが無いこと、そのためパドルシフトも無い。ちなみにSモードとはSPORT走行が出来るモードである。またタイヤが「VEZEL S」は215/55R17であるが、「VEZEL X」は215/60R16となっている。他は外観的な違いが若干ある程度でほぼ同じ仕様だ。

エンジン始動

 エンジン始動は全車共通で、エンジンスタートボタンを押す、切る時は再度押すと停止される。エンジンを始動すると、メーター類が全体的に白色に発光する。これはガソリン車専用の色だ。
左にタコメーターでセンターがスピードメーター、右に燃料計や走行距離などを写しだす。タコメーターはアナログな針が回転数を示す表示形式だった。レッドゾーンは7,200rpm(未確認)ぐらいだった。ハイブリット車と違って、ガソリン車はエンジンスタートボタンを押すとエンジンが始動する。しかし音は静かで音楽を聞いてたりすると、エンジン音は聞こえないかもしれない程度だった。

ガソリン車は白一色

乗り心地

 国道でわりと大きな通りのため、大きなワダチや凹みなどは無いなかでのレビューになるが、タイヤサイズが215/60R16インチだからか乗り心地は良く、タイヤノイズも少ない。走行中で街乗り程度の速度域ならい。静かなものだ。足回りは若干固く設定されているように書かれている通りで、ちょっと固めなんだろうけど、個人的にはこれでも柔らかい(笑)タイヤのおかげもあるのだろうと思う。

加速

 Sモードが無いため変速は全てCVT任せになるが、40-60km/h巡航からの急加速や、交差点を抜けるときの加速は街乗りレベルなら満足できるレベルだった。今乗っているステップワゴン(RF5)のパワーウェイトレシオが9.6kg/psでVEZEL Xは9.2kg/psしかしECOモードのみで走行したので、体感的にはECOモードなど無いステップワゴンの方が加速感はある。VEZEL SのSモードで走ればVTECを回せるまで引っ張れるので、今のステップワゴンよりは楽しめそうだった。

その他雑感

 アイドリングストップが付いているため、信号停止のたびにエンジンがストップする。ハイブリット車では無いので信号が青になってブレーキから足を離しアクセルを踏み込んで初めてエンジンが始動する。このギャップに少し違和感を覚えた。信号機シグナルの0-400mが行えないじゃないか(笑)VEZEL SのSモードなら行えるが...(しないしないw

2回目のVEZEL HYBRID Z

エンジン始動

 ガソリン車と同じく、エンジンスタートボタンを押すところから始まる。ただしスタートボタンを押しただけでは、エンジンは始動しない。モーターとバッテリーによる電源供給がされ、メーターパネルの光がガソリン車と違ってカラフルだ。左にエンジンとモーターの比率バーのような物が映し出され、中央にスピードメーター、右に色々な情報を映し出す。走行距離、トリップメーター、瞬間燃費、平均燃費、モーターの充電量、エネルギーの元と先がわかる矢印などがあり、それぞれ見てて面白い。センターのスピードメーターは外周円が光るようになっている。エンジン駆動の時は青色で、モーター駆動の時は緑色になる。ひと目でエンジンなのかモーターなのか分かる仕組みになっていた。シフトノブをドライブかリバースに入れると、エンジンが始動する。ここまで無音だった。
また、ブレーキを踏んだ状態でエンジンスタートボタンを再度押すとエンジンが停止すると同時にギアが勝手にパーキングに入る。安全設計といったところか。

ハイブリッド車のモーター走行中

ハイブリッド車のエンジン走行中

乗り心地

 エンジンを始動しドライブへ入れて動き出す。SPORT MODE を使わないECOモードなのでモーターでクルマは動き出す。20km/hまでモーターで走る。20km/hを超えるか超えないかのところで、駆動がモーターからエンジンへスムーズに切り替わる。この切り替わる感覚は微振動程度なので慣れてくると気にならないとレベルだと思う。そこから60km/hまでスムーズに上がっていく、踏み込まなければ違和感を感じない挙動だった。
タイヤは215/55R17だったが、車重が約100kgほどガソリン車よりも重いからか少し固いと言われているサスペンションでも問題なかった。と言うか固いか柔らかいかは、固いクルマばかり乗ってたので、普通に固いクルマってのは私にとって普通なので、特に固いという印象もなかった。むしろ45扁平を履いてるステップワゴンの方が乗り心地は悪い(笑)

加速

 レビューによく上がってたレスポンスは、気持ち悪いレベルだった。昔のATにあるキックダウン時のラグやどっかんターボのラグより酷いと感じるほど。ハイブリット車の宿命的なことを言われていたが、改善しないのだろうか??ぐっと踏み込んで、ギアが落ち回転数が上がりエンジンの加速力と同時にモーターが稼働してもターボほどの加速感は得られなかった。しかし1.5lと考えると十分な加速力と言える。

その他雑感

 停止状態(アイドリングストップ時)からブレーキを離しアクセルを踏むと、モーターでクルマは押し出される。その間にエンジンが始動する。始動時の振動はクルマが発進するときの挙動とかぶり、ガソリン車のような違和感は感じられない。

3回目のVEZEL HYBRID Z (SPORT MODE)

エンジン始動

 エンジン始動は同じで、スイッチオンからシフトレバーの後方にある、SPORT MODEのボタンを押すと、メーターパネルの外周円が全て赤色に光る。そして右側にタコメーターが表示された。回転数を表すような円を描く計測器ではなく、棒グラフのような感じで回転しだすと棒グラフのメモリが増えていく感じだ。ちょっとゲームちっくではある。

ハイブリッド車のスポーツモード

乗り心地

 基本的にVEZEL HYBRID Zと同じなんだが、エンジン稼働が常でモーターはアシスト的な関わりをする。そのためアイドリングストップも無ければ、キックダウン時のレスポンスも悪くない。7速DCの良さが出ているのだろう。ギアチェンジ時のギクシャク感も無くスムーズに切り替えれる。

加速

 シフトチェンジはステアリングの両脇に付くパドルシフトで行う、右がシフトアップで左がシフトダウンだ。通常発進は2速からの発進だが、シフトアップをするとギアが1速に入る。ギアの数値はスピードメーターの左側に表示される。1速で引っ張ると、一気にレッドゾーンまで吹け上がる。吹け上がる感覚はNAならでは気持ちよさを感じるほどだった。そのまま1速で引っ張ると、レッドゾーンに入る直前で自動的に2速へ変速する。どのギアでもレブリミッターが作動する前にギアが変わるようにプログラミングされているらしい。7速でひっぱればレブリミッターが作動するだろうけど、その前にスピードリミッターがかかるだろう(笑)と言うよりそこまで最高速は出るのか?話を戻して、自動でシフトアップはするが、ギアがクロス気味で設定されているので、2速になっても回転数は高い。試乗ではそこで前のクルマとの車間が狭まったので、そこから先の踏み込みは出来なかった。2速や3速域で引っ張ってみたかった。逆にシフトダウンはというと、無理なシフトダウンは出来ない。高回転域でシフトダウンをしてもギア数の表示が一旦1つ下の数値を表すが点滅して数秒後に元に戻る。その間ギアは変わらない。当然といえば当然なんだが。正しい回転数で正しいギアにシフトダウンすると、きちんとフロント荷重になるぐらいエンジンブレーキがかかる。フルで荷重移動をさせることは出来なかったが、フロント荷重時のステアリング操作もしっかり操作できて、プアな感じはなかった。またスピードを落として行くと自動的にギアが下がり最終的に2速で落ち着く。便利だ(笑)
ちなみに停止状態からの3速以上で発進することは出来ない。ギアが勝手に2速に堕ちる。この辺りもプログラム制御になる。
そして加速感だが、ガソリン車の加速と比べて大きな差を感じない。坂道やもっとON/OFFが激しいワインディングを走れば違いも出てくるかもしれない。そこが体験できなかったのは残念だ。

まとめ

 1車種2モデル3パターンで乗り比べてみたが、ハイブリット車はインパネに映し出されるモーターとガソリンの使用比率を見たり、現在の燃費を見たりと面白さがある。SPORTモードであればレスポンスの悪さも感じることはないが、通常モードのレスポンスの悪さが目につく。また加速感もエンジンとハイブリットで大きな差は感じない、今回のL15B型エンジンのi-VTECは吹け上がり感とハイカムになった時の音が昔のVTECを思わせるような感じを得て、ガソリン車でも十分楽しめそうだ。

 ディーラー側でハイブリットとガソリンの燃料代の試算を行ったが、VEZEL HYBRID の燃費では5年以内に車体価格差を埋めることは出来なかった。やっぱりガソリン車で良いかな。

 で、買うのか?って、わかりません(笑)なんやかんや言ってやっぱり非力なんだよねぇ〜、まだパーツもスタビ、ロアアーム、ブレースぐらで剛性上げるぐらいしか出来んし、小型のタービンとか出ないかなぁ〜、何がしたいんだ?(笑)

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