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映画/リンカーン/秘密の書

リンカーン/秘密の書を観ての感想など

『リンカーン/秘密の書』(リンカーン/ひみつのしょ、原題: Abraham Lincoln: Vampire Hunter)は、2012年6月22日にアメリカ合衆国で公開のファンタジー映画である。監督はティムール・ベクマンベトフ。原作はセス・グレアム=スミスによる小説『ヴァンパイアハンター・リンカーン』(Abraham Lincoln, Vampire Hunter)である。

あくまでも、個人の感想です。
ネタバレが無いように書いてますが、映画を観るまえには読まない方が良いと思います。

ティム・バートンが手がける映画はわりと好きで良く観るのですが、この映画もティム・バートンらしさが出てる映画と思います。リンカーンは第16代アメリカ合衆国大統領のことで、他の登場人物も実在した人が出てきます。この映画の根底であるヴァンパイアは架空の人物名のようですが…

ストーリーは、リンカーンの少年時代から始まりヴァンパイア退治に明け暮れる青年時代を経て南北戦争を指揮する大統領時代でクライマックスを迎え、ハッピーエンドで終わります。要所々々で、今後の展開へ続くポイントが出てくるのですが、そのポイントを迎えると一気に時間が進み時代が変わっていきます。このスピード展開はティム・バートンらしさと言えるのではないでしょうか?最近の映画ではちょっと短めの105分なので、このスピードでは物足りなさも感じます。

奴隷制度とヴァンパイア、南北戦争とヴァンパイア戦争を上手く結びつけているあたりは、原作の小説が良かったのでしょう。リンカーンvsヴァンパイアと異色ですが、すんなりと理解できます。
また、なぜリンカーンが使う武器が斧でヴィジュアルもイマイチでかつ使うに難しい武器にしたのだろうか?と思ったところ、史実ではリンカーンは斧の達人だったらしく、それで斧なんだと納得しました。戦闘シーンを観る限り、アックス(斧)というよりもハチェット(小ぶりの斧)的な使い方ですが。

戦闘シーンは、斧を使ったアクションは他であまり見ることがないと思うので、なかなか斬新だと思います。ハチェット的な使い方をするのでスピードはあるし、時折ハルバートのように使うさまは、迫力があってカッコイイです。そしてティム・バートンのインパクトスローシーンもあるため、緩急激しい戦闘シーンが繰り広げられます。見応え充分。

配役はリンカーンに「父親たちの星条旗」で出演していたベンジャミン・ウォーカー(よく知らんw)、ヘンリーにドミニク・クーパー(「キャプテン・アメリカに出演)」、頼れる仲間のウィリアムが「ハート・ロッカー」の軍曹でアンソニー・マッキー、大統領夫人となるメアリーは「ダイ・ハード4.0」でジョンの娘役として出てたメアリー・エリザベス・ウィンステッド(可愛いね)が連ねてます。
みんな30歳前後なので、青年時代は良いのですが大統領時代で老けさせてるメイクをするのですが、リンカーンだけが忠実に老けさせてるため、他のキャストとの見た目年齢にギャップが生じて違和感を覚えます(笑)、演技はメアリー・エリザベス・ウィンステッドの葛藤が見所かな?

ティム・バートンでヴァンパイアと言えば最近では「ダーク・シャドウ」がありましたが、「ダーク・シャドウ」よりもホラーシーンがあるので、怖いものがダメな方は気を付けてくださいね。

個人的評価は、謎解きとまで言わないけど謎めいた部分がちょいちょいあるのに、ストーリーの端々でヒントを出しすぎてて、次の展開が読めたことが私の中でマイナスポイント。アクションや映像の作りこみはプラスポイント、年老いた時の特殊メイクに違和感を覚えてマイナスポイント、リンカーンの「government of the people, by the people, for the people」を宣言するシーンがあったのでちょっとプラスポイント、真実も南北戦争はヴァンパイア戦争じゃなかったの?と思ったのでプラスポイント、って事で75点でした。

映画館で見るに十分迫力ある作品でしたよ。

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